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ヘナにあうシャンプー シャンプーの恐ろしさ

ヘナは白髪染めだけではなく、トリートメント効果の高さもよく知られています。

トリートメント効果とは、傷んだ髪を修復し、頭皮の健康を取り戻し、髪に本来のつややコシを与えることです。

でも毎日使うシャンプーやリンスで、せっかくヘナでトリートメントした髪や頭皮も傷めてしまっては、、、心配ですよね。

毎日使うシャンプーは、ほとんどが”合成シャンプー”です。

髪や頭皮の汚れを落とすためには、界面活性剤の働きが必要です。2000から3000種類ある界面活性剤の中で、脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムを「石けん」と呼び、それ以外の界面活性剤を成分とする洗剤を全て「合成洗剤」と呼びます。
この「合成洗剤」を使っているシャンプーを”合成シャンプー”といいます。

「せっけんシャンプー快髪(かいはつ)読本」石井妙子著より引用させていただきました。

石けんの界面活性剤と、合成界面活性剤の性質は、大きく違います。

  • 合成界面活性剤は、非常に脱脂力が強いのが特徴。普通、人間の皮膚は、細胞が隙間なくびっちり並び、その上を皮脂膜という保護膜がおおっているが、そこに、合成界面活性剤が付着すると、強い脱脂作用のため、保護膜がなくなってしまいます。そのため、容赦なく皮膚内部に浸透していきます。その上、分解性が悪く、長期間、界面活性作用を失いません。タンパク質変性作用も強力なため、指紋が消えたり、ひび割れたり、肝臓や腎臓に至るまで、細胞レベルで障害を起こすことが、実験データで明らかになっています。
  • 石けんの界面活性剤はというと、確かに石けんの浸透力も大きく、ある濃度までは、洗浄力も非常に高くて合成洗剤にも負けていません。ところが、ある濃度以上に薄くなると、急に洗浄力を失うのです。つまり、界面活性作用をなくしてしまいます。はかない命なのです。

さらに市販のシャンプーやリンスには、髪のツヤを見せるため、髪の表皮をコーティングしています。髪が自然に呼吸する機能をふさいでしまっているのです。

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